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過去完了形の例文8つ!わかりやすく図解!

こんにちは!

ゆた(@yuta_lifeplan)です!

このブログでは英会話にツカエル基本英文法を解説しています!

今回のテーマは「過去完了形」です。

過去完了形って日本語にないじゃん

【had】を使うのはわかるけど、英会話でどうやって使うの?

ゆた
ゆた

ニュアンスがわからないと会話で使えませんよね。

ポイントは「過去」と「それよりも前の過去」を繋ぐということです!

この記事の内容
  • 現在完了と過去完了の違い
  • 過去完了の基本の形
  • 過去完了で表現する3つの意味

現在完了形と過去完了形

義務教育で習う英文法のなかでもトップクラスに苦手とする人が多い文法です。

現在完了形は、「完了・結果」「経験」「継続」を表すことができ、「今」と「過去」をつなげる役割があると別の記事で解説しました。

過去完了形は、「過去のある一点」と「その時以前の一点」をつなげる役割があります。

この記事では、そんな過去完了形を図を持ってイメージしやすくなるように解説しています!

最後まで読めば、なんであの時理解できなかったんだと思うほど簡単に過去完了を使いこなせるようになります!

3分で読み終わるので、ささっと読んでいってくださいね!

ゆた
ゆた

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目次

過去完了形と現在完了形の違い

冒頭でも述べた通り、過去完了形と現在完了継続では、それぞれの事象をつなぐ時間軸が違います

現在完了形=今と過去のある一点を繋ぐ
過去完了形=過去とそれ以前の過去のある一点を繋ぐ

これが基本の考え方です。

たとえば、

I have been in the restaurant for two hours.(わたしは2時間レストランにいる)

このように現在完了形では、「2時間前」という過去の一点と「今もまだレストランにいる」という「今」を繋げています。

I had been in the restaurant for two hours when you called.(あなたが電話した時、わたしは2時間レストランにいた)

過去完了形では、このように「あなたが電話した時」という過去の一点と、「それよりも2時間前」というそれ以前の過去をつなげています。

過去完了形では、ふたつの過去について話しをされているということを理解しましょう!

過去完了形の基本の形

過去完了形の基本の形は現在完了形と同様です。

Had +過去分詞

基本的に文末に来る過去の一点に視点を置いて、「それ以前の過去」を【had】以降に説明します。

I had taken a shower when you called.(あなたが電話していた時、わたしはシャワーを浴びていました)

話題の時間軸の中心は【when】以降、【had】以降がそれよりも前から継続されていたことです。

会話文では、【I’d/you’d/they’d】など、短縮されることが多いです。

また、否定文では、【hadn’t 】を一般的に使います。

基本の文構成は現在完了形との同じで、末尾に「時間軸の中心」を置くということを覚えましょう!

過去完了形が表す意味

過去完了形で表せる意味は、現在完了系と同じです。

  • 「完了・結果」
  • 「経験」
  • 「継続」

です。

それぞれ例文を用いて解説していきます!

経緯を説明するのに便利な「完了・結果」

「どういう経緯があってその時に至ったか」を説明する上では、「完了・結果」を表す過去完了形が適切です。

The TV show had already begun when he arrived at home.(彼が家に着いた時、その番組はすでに始まっていた)

例文では、【when he arrived at home】という過去の一つの時点に視点が置かれています。

この時点ですでに「番組は始まっていた」ので、「完了・結果」を表していることになりますね。

過去完了では、【when he arrived at home】というような「過去のある一点が明確に表現されている場合」のみ使えるということを理解しましょう!

過去のある時点での「経験」を表す過去完了形

あくまでも「過去のある一点においてはそうだった」という「経験」も、過去完了形で表現することができます。

I had never spoken English before I entered international school.(インターナショナルスクールに入学するまで、英語を話したことがなかった)

例文においては、おそらく、「今」は英語で話したことがあるのでしょう。

しかし、【before I entered international school】に入るまでは、「英語で話したことがなかった」という「過去のある時点」での「経験」を表すことができます。

今は当てはまらないけど、「過去のある時点」では当てはまっていたことを表現する場合に有効です!

その時までは続いていたという「継続」を表す過去完了形

We had known each other for 20years when we retired.(私たちが定年した時、知り合ってから20年が経っていた)

この例文では、【we retired】と時点からさらに振り返って「どのくらいの期間知り合いであったか」を表現しています。

このように、過去のある時点に視点を置いて、その時点では「どのくらいその状態が続いていたのか」という「経験」を表す場合も、過去完了形は有効です。

この場合は、期間を現す【for 5 years】のような言葉が入ることを知っておきましょう!

動作の継続を表す過去完了進行形

過去のある時点で、継続した動作をしていた場合は、過去完了進行形を使います。

I had been walking for two hours when I found the convenience store.(コンビニを見つけた時、わたしは2時間ずっと歩き続けていた)

過去完了進行形は、「動作が進行中だった」という少し前の過去のことも含みます。

現在完了進行形と同じく、まだその動作の余韻が残っているという場合も使えますので、活用しましょう。

I was very excited because I had been watching the movie.(映画を見ていたので、わたしはとても興奮していた)

時間的な前後関係を表せる

少し前の過去と、それより前の過去を話したい時があると思います。

  • 何か気がついた時
  • 何かを認識した時
  • 何かを無くした時

このような明確な時間的前後関係がある時、過去完了形はとても便利です。

I noticed that I had lost my iPod.(わたしはiPodを無くしたことに気がついた)

「気がついた」ときは、「無くした」時よりも明らかに後のことであり、このふたつの事象に時間的な前後関係があることは明らかです。

日本語でもよく使うようなニュアンスのため、過去完了形を使いこなせるととても便利ですね!

過去完了形を使いこなして会話の幅を広げよう

この記事では、過去完了形の基本的な使い方を解説しました。

「ある時点の過去」と「それより以前の一点」をつなげるような会話のニュアンスって意外と使う機会が多いです。

ビジネス面よりも、プライベートで「こんなことがあったんだよ」というような話をする時に会話の幅を広げてくれることでしょう。

筆者も含めて、義務教育中はそこまで意識して勉強してなかったと思うので、この機会にマスターしてくださいね!

現在完了形は以下の記事で解説しています!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

またお会いしましょう!

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